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【2026年度佐賀県内の事業展望】《杵藤地区(嬉野・鹿島・武雄)》肥前鹿島駅、新駅舎着工へ

2026年01月26日(月)

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新駅舎イメージ

2026年度 杵藤地区(嬉野・鹿島・武雄)の事業展望まとめ


《杵藤地区(嬉野・鹿島・武雄)》


【杵藤地区】鹿島駅新駅舎整備 駅前広場を29年頃 


 同事業は、県が地域交流機能を備えた新駅舎を現在の市営駐車場の一部に建設するもの。施設規模は、鉄骨造一部木造2階建て・延床面積約1000平方㍍で、電気設備と機械設備については、第4四半期の入札を予定している。


 新駅舎の建設工事(敷地造成含む)は、2025年度当初予算で25―27年度の3カ年継続費24億2666万円を設定している。


 県はロータリーを26年、復原駅舎を27年に整備する方針。一方、鹿島市は県の整備が終わった後に駅前広場を29年頃に整備する予定としている。



【杵藤地区】新鹿島消防署建設 建設時期が後ろ倒し


 杵藤地区広域市町村圏組合は、新鹿島消防署の建設に向け、基本設計を策定した。基本設計の内容は公表しない方針。


 実施設計は当初、2025年度春頃に着手する予定だったが、12月現在、発注には至っておらず、発注時期も未定となっている。

 現時点で示されている実施設計後のスケジュールでは、27年度から28年度中にかけて建設工事等を行い、28年度から29年度中までに旧消防庁舎の解体工事等を予定している。同組合は総事業費について明らかにしていない。


 一方、鹿島市は並行して、新鹿島消防署建設に伴う造成測量設計および消防庁舎敷地の用地取得を進めている。当初は25年度前半から造成工事に着手し、同年度中の用地取得と造成工事完了を目指していたが、現状ではいずれも見通しが立っていない。


 消防署の建設地は鹿島市古枝字百塚地内で、久保山交差点北東の用地を検討している。



【杵藤地区】新衛生処理C建設 26年度は測量・設計など


 武雄市は、老朽化した現行衛生処理センターに代わる新たなし尿前処理施設の整備を行う。


 建設地は武雄浄化センター隣接地で、2026年度から27年度に基本設計や測量、地質調査などを行い、28年度に建設工事へ着手。31年度の供用開始を目指す。概算事業費は造成費を除き約21億円。


 新施設は脱水処理後に希釈して下水道に放流する方式を採用。処理規模は1日98㌔㍑(し尿18㌔㍑、浄化槽汚泥70㌔㍑、農業集落排水汚泥10㌔㍑)を計画し、リン回収設備を備えて有機性廃棄物の受け入れにも対応する。新施設稼働後は現行センターを廃止する。



【杵藤地区】ため池・クリーク浚渫 5カ年で計8カ所


 武雄市は、六角川流域の洪水対策の一環として、市内のため池4カ所とクリーク4カ所を対象に緊急浚渫事業を実施する。


 2025年度9月補正で事業費2700万円を計上。事業は「ため池治水活用事業」として5カ年計画で行い、ため池4カ所・クリーク4カ所を浚渫する。


 本年度は小川ため池と地沈用排水路5号を対象としている。29年度までに計3250立方㍍分の土砂を撤去する計画で、総事業費は1億2300万円を見込んでいる。



【杵藤地区】塩田庁舎等利活用 27年1月に着工


 嬉野市は、塩田庁舎の利活用に向けた改修事業を進める。行政機能や公民館、教育機能などを集約し、庁舎の再配置と屋内交流施設の整備を図る。既存施設の改修に加え、周辺外構の更新や公民館解体など、庁舎周辺一帯の再整備を伴う。


 スケジュールは、2026年1月に設計事業者を選定し、同年12月に設計を完了する。改修工事は27年1月に着工、同年7月に竣工する予定。


 概算事業費は、庁舎改修4億円、外構工事2億4200万円、公民館解体1億2200万円、その他6900万円で、総額8億3300万円を見込む。



【杵藤地区】白石町小学校再編 26年度に造成工事


 白石町は、町立小学校の再編を計画している。2023―30年度を計画期間として「町立小学校再編計画」を策定。計画をもとに、学校づくりを進めている。


 白石地域新設小学校では、白石、六角、須古、北明小学校の4校を1校に再編する。学校の位置は白石中学校の北側、新たに用地を取得して新築する。27年度に「新しい学校づくり準備委員会」を設置予定で、開校は30年4月を目指す。


 白石地域新設小学校再編では、建築業務設計を26年3月に策定する。造成工事を26年度から行い、建築工事、グラウンドその他外構工事を28年度から行う予定としている。



【杵藤地区】大町町複合施設 26年度に実施設計


 大町町は、磯路町・恵比須町地区の住宅地跡(旧スポーツセンターの道路を挟んで向かい側)の約5500平方㍍、アリーナや子育て支援機能などを備えた複合施設の整備を進める。


 2026年1月上旬に基本設計業務の委託契約を結び、同年度に実施設計を行った上で、概算約24億6600万円を投じて28年度の着工、29年度中の供用開始を目指す。


 敷地約5500平方㍍に延べ約3700平方㍍の2階建て程度を想定し、屋外駐車場や太陽光発電・蓄電設備、自家発電機も整備する計画だ。


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