地域貢献

【ちいきと共に】佐賀県農業土木振興会/石井樋の兵庫竹林で竹切活動

2025年12月13日(土)

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佐賀県農業土木振興会 集合写真

佐賀県農業土木振興会 講義の様子

・団体名=佐賀県農業土木振興会(内野政則会長)

・活動日時=2025年12月5日午前9:30~12:00

・活動内容=有明海の牡蠣礁復活プロジェクト学習会/兵庫竹を使っての牡蠣礁竹づくり(竹切り活動)

・活動場所=さが水ものがたり館・石井樋の兵庫竹林

・参加人数=15人

・コメント

 佐賀県庁農業土木職員OBで建設コンサルタント会社に勤務する22人で組織する「佐賀県農業土木振興会」(内野政則会長)は、有明海の環境改善を目的とした「有明海牡蠣礁復活プロジェクト」を支援するボランティア活動として、嘉瀬川中流域の石井井樋に隣接する河川敷に繁茂する兵庫竹林の真竹を間伐する竹切り作業を行った。作業には会員15人が参加した。

 同会の活動は平成30年度から毎年実施しており、今回で8回目。活動に先立ち、さが水ものがたり館で荒牧軍治館長(佐賀大学名誉教授)が講師となり、「有明海再生に向けた牡蠣礁復活」の意義について解説。竹切り作業が有明海再生に貢献していることを学んだ。

 その後、NPO法人みなくるSAGAの服部二朗氏の指導のもと、石井樋横の兵庫竹林で作業を開始。参加者は、直径約3㌢の竹を切り出す班と、切りそろえた竹(長さ約120㌢)を12本ずつ束ねて牡蠣礁用竹束を作る班に分かれ、2時間半で82束・計982本を効率よく仕上げた。なお、有明海の牡蠣礁づくりは、毎年7月頃にNPO嘉瀬川交流軸が主になって、嘉瀬川河口市地先で約6千本の竹を使用して行われている。

 参加者からは「毎年の竹切りボランティアは師走の恒例行事として心地よい汗をかき、気分がリフレッシュできた」との声が聞かれた。同振興会では、来年度も同時期に竹切り活動を実施する予定。


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