地域貢献

伊万里建協青年部/山代西小で出前授業/児童が重機操作など体験

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2025年10月25日(土)

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1年生(左奥)も見学に

シミュレーターで盛り上がった

 (一社)伊万里建設業協会青年部(川口信介部長)は21日、伊万里市立山代西小学校で出前授業を開いた。5・6年生14人が参加し、重機シミュレーターや実機の操作、高所作業車への搭乗体験などに挑戦し、建設の仕事に触れた。

 授業の前半は教室で重機操作シミュレーター「重機でGo」を使い、ダンプへの土砂積み込み作業にチャレンジ。友だちが操作するバックホウがモニター上で動くと、拍手や笑い声が起こった。

 後半は校庭に移動し、実物のバックホウやローラー車の運転体験へ。ほかにも高所作業車のバケットに乗り込み、9㍍の高さからの景色も楽しんだ。最初は緊張していた児童たちの表情にも笑顔が増えた。「ショベルカーが楽しかった。上手に動かせた」と身振りを交えて話す子や、「ローラー車にボタンがいっぱいあって複雑だなと思った」と機械に興味を持った子もいた。

 授業前には「重機ってなに」「建設業って初めて聞いた」と話していた児童たちも、体験を通して建設業への理解を深めた様子だった。

 川口部長は「子どもたちが素直で明るく、こちらまで元気をもらった。今日の体験が、将来の進路を考えるときのきっかけのひとつになればうれしい」と述べた。


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