建設業協会青年部が「砂場クリーン作戦」／園児に安全な砂場を

　（一社）佐賀県建設業協会青年部は１８日、県内各地の保育園・幼稚園に新しい砂を届ける恒例の「砂場クリーン作戦」に取り組んだ。砂場の衛生環境を整えることで、子どもたちが安心して遊べる環境づくりに貢献した。

　このうち、伊万里建設業協会青年部の川口信介部長ら５人は同朋広瀬保育園（有田町）を訪問。トラックで運び込んだ砂を加え、抗菌作用のある砂を混ぜ合わせた。森山裕樹園長は「砂の量が減ってきていたのでとても助かる。遊具とあわせて大切に使いたい」と感謝を述べた。

　川口部長は「あいにくの雨で、子どもたちと抗菌砂を一緒に混ぜることはできなかったが、屋内から園児たちが笑顔で声をかけてくれてうれしかった。この日のことが心に残ってくれれば」と語る。

　同活動は２０１０年度に始まり、昨年度までに計１５５カ所の園に砂を届けてきた。今年度も県内各地の青年部が連携し次の通り１１カ所で活動した（一部２５日に実施）。

　▽佐賀支部＝城北保育園▽神埼支部＝神埼市立せふり保育園▽鳥栖支部＝見真幼稚園▽小城支部＝砥川保育園▽唐津支部＝くりのみ保育園（本園、半田分園）▽伊万里支部＝同朋広瀬保育園▽杵島支部＝武内保育園、有明幼稚園▽藤津支部＝和光幼稚園、多良保育園