地域貢献

【ちいきと共に】佐賀県農業土木振興会/「江里山ひがん花まつり」前に、棚田ボランティア活動

2025年09月25日(木)

地域貢献

地域貢献

・団体名=佐賀県農業土木振興会(内野政則会長)

・活動日時=2025年9月17日・午前9時から午後1時

・活動内容=9月23日(祝日・秋分の日)に開催される「江里山ひがん花まつり」に向けた、棚田ボランティア活動

・活動場所=小城市江里山地区

・参加人数=15人

・コメント


 9月17日に日本の棚田百選(平成11年農林水産省認定)に選ばれている小城市江里山の棚田において、佐賀県農業土木振興会(内野政則会長、会員数22名)の棚田ボランティア活動として耕作放棄地の草刈り作業を実施した。

  当振興会は、佐賀県庁の農業土木技術者OBで建設コンサルタントに勤務している会員で、技術力向上、情報交換、地域貢献などに寄与することを目的に平成23年5月に発足し、現在22名で活動している。

  棚田ボランティア活動については、第1期目に平成29年度~令和元年度の3カ年間、苣木地区(佐賀市富士町)で実施した。第2期目は令和2~4年度の3カ年間を江里山地区で実施した。そして、第3期目として令和5年度から引き続き江里山地区と棚田保全活動(年2回の草刈り作業)の棚田ボランティア協定を改めて締結し実施している。

 江里山地区は、約230メートルの標高に位置し、高齢化、離農等で耕作放棄地が増加しており、棚田の維持保全等が課題となっている。
 今年度の第2回目は、内野会長をはじめ会員15名が参加した。作業班は2班に分かれて、棚田保全組合の役員と一緒に耕作放棄地の田んぼでの草刈り作業やイノシシ防護柵のカズラ撤去など行った。残暑が残る中での作業となったが快い汗をかき事故なく無事に作業を終えた。江里山公民館で昼食した後、参加者による恒例の交流会を行い棚田保全組合の江里口博組合長や役員、さらに集落支援員(昨年度まで地域おこし隊)の田中あきさんを交えて作業の感想や地域の課題など意見交換を活発に行った。
 今回の作業は9月23日(祝日・秋分の日)に開催された恒例の地域イベント「江里山ひがん花まつり」に向けての草刈り作業であった。江里口組合長は「皆さんのご協力で耕作放棄地が見違えるようになった。これでひがん花をきれいに見ることが出来る。」と喜んでおられた。
 読者の皆さんも秋を感じられる江里山の棚田へ足を運ばれたらいかがでしょうか。


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