2025年度九州地方整備局国土交通行政功労表彰 県内延べ18者に栄誉
2025年09月04日(木)
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表彰
2025年度の九州地方整備局国土交通行政功労表彰の表彰式が7月23日、福岡市立博多市民センターで開かれた。計16部門延べ計389人・団体・社の受賞者のうち、県内関係の受賞者は延べ18人・社。各部門の代表者と、優秀現場代理人・主任(監理)技術者など個人の受賞者に対しては、垣下禎裕局長が、一人一人に表彰状を手渡した。
「九州の未来を共につくる」
【九州地方整備局・垣下禎裕局長~表彰式あいさつより~】
本日ご出席いただきました皆様方には、日頃からいろいろな立場で国土交通行政にお力添えいただき本当にありがとうございます。国土交通行政の各分野でご貢献いただいた皆様に、今日、直接感謝の気持ちをお伝え申し上げることができる日を迎えましたことを大変嬉しく思っております。
先ほど感謝状を贈呈させていただきました方々につきましては、職宅医として従事いただいた非常勤職員の方、河川・道路の環境保全や美化などに努めていただいた方、出水時の水門操作にご尽力いただいた方、これらの方々に対しましては心より感謝の意を表します。
現場代理人、現場従事者、若手技術者、技術者として優秀な成績を挙げられた方。工事や業務の施工において優秀な業績を収められた企業や、大規模な被災における災害復旧においてご尽力いただいた企業、こうした方々のご功績に対しまして表彰をさせていただきました。
近年、激甚化・頻発化しております豪雨・地震・火山噴火等の自然災害。昨年は1月1日に能登半島地震が発生し、8月には南海トラフ地震の臨時情報が初めて発表されました。今年に入っても6月末からトカラ列島一帯を震源とする地震が継続しており、7月3日には最大震度6弱を記録し、未だ収束の見通しが立っていないという状況でございます。
私ども九州地方整備局といたしましては、防災対策室を立ち上げ鹿児島県庁および十島村役場へTEC-FORCEを派遣するなど、対応を実施しているところでございますが、九州地方整備局は、安全で安心できる国土、豊かで発展する国土の形成、これを九州地域において果たしていくという重要な使命を担っております。
この使命を果たすため、そしてこれらの自然災害から、国民の生命・財産、こうしたものを守っていくためには、地域の方々のご協力、そして工事・業務を施行していただく皆様方のお力添えが不可欠でございます。
こうして皆様と力を合わせ、九州の未来を共に作っていけること、そしてその喜びを実感しながら進んでいくところでございます。
しかし、まだまだやなければならないことがたくさん残されております。引き続き皆様方から、様々な場面で、いろいろな角度からお力添えを賜り、九州の発展のために努力をしてまいりたいと考えております。
ぜひとも今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
簡単でございますが、最後に皆様方のご健勝と今後ますますのご活躍を祈念申し上げまして、私の今日の挨拶をさせていただきます。今日は大変おめでとうございます。そして大変ありがとうございました。