建設業者84人が清掃活動／有明海クリーンアップ作戦

　海岸の清掃活動「有明海クリーンアップ作戦」が２０日、県内各地で実施された。佐賀市川副町の海岸には、建設業者や筑後川河川事務所などから１００人以上が集まり、ごみを回収した。

　同作戦は漁場環境の保全を目的に、有明海に面する福岡・佐賀・長崎・熊本の４県で毎年この時期に行われる一斉清掃で、漁業関係者をはじめ地域の有志団体が取り組んでいる。

　川副町の活動には、同事務所発注工事の施工企業で組織する筑後地区安全協力会に加盟している県内事業者１５社から８４人が参加した。

　清掃は干潮の午前６時に開始。参加者は堤防表側に降り、プラスチックやビニールなどの漂着ごみを拾い集めた。

　同事務所の塚原隆夫所長も参加。「河川の管理者として、川から流入するごみを減らすことで、有明海の豊かな恵みを守っていきたい。多くの建設業の皆さんが善意で取り組まれており、心強く思う」と述べた。

　本活動に参加した企業は次の通り（順不同）。

　▽㈱栗山建設▽㈱下村建設▽㈱中野建設▽松尾建設㈱▽森永建設㈱▽㈱西村土木建設▽㈱丸福建設▽㈱田中鉄工所▽㈱ミゾタ▽㈱上滝建設▽祐徳建設興業㈱▽㈱協和製作所▽深町建設㈱▽牟田建設㈱▽㈱江頭建設