2025年・夏の特集「九州地方整備局・新事務所長インタビュー」
『建設業界と共に進む』新事務所長が語る思い/唐津港湾事務所長・吉田豊成氏
2025年08月27日(水)
特集記事
人物
地域とともに歩む港湾整備
■唐津港湾事務所長としての抱負
国直轄の事業としては、主に唐津港と伊万里港の整備に携わっています。赴任してどちらの港も、とても地域の皆さまから愛され大事にされている港だと感じています。
それぞれの港の特色を生かしながら、先人たちが代々、築いてきた港を、少しでも進化させていければと思います。
■特に力を入れて推進していきたい事業や解決したい課題
唐津港は、埠頭群と共に、唐津城を中心に美しい海岸が周辺に広がっており、産業と自然をバランスよく保ちながら進んでいくことが重要と考えます。
供用して相当年月が経って補修時期に来ている岸壁等がありますので、まずは、それらの施設のリニューアルが必要と考えます。
一方、伊万里港は、造船業や半導体産業、木材加工業など国内有数の企業が集積しています。港の産業機能が、県全体の経済活動を大きく牽引しています。伊万里港は、この特色を更に、より強固なものにするために地域と共に、国内海運や陸上物流などを強化したいと考えています。
■地域に根付いて活動する建設事業者への期待やメッセージ
唐津港・伊万里港においては、将来に向けて、洋上風力発電への取組なども活発です。港の特色をこれからも生かし、豊かな自然との調和のもとに発展させるため微力ですがお手伝いできればと考えています。
今後とも港湾に関するニーズをくみ上げ、地域の発展に貢献する港湾整備を目指して取り組んで参りますので、引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。