中野・モロドミ・中島JVが中央病院に絵画寄贈/「明るい気分になってもらえたら」
2025年07月12日(土)
地域貢献
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7日に公立佐賀中央病院(多久市東多久町)が開院した。施工した中野・モロドミ・中島JVが記念に絵画を贈った。中野武志代表取締役社長(㈱中野建設)は「病院を訪れる方々が明るい気分になり治療に専念してもらえたら」と話す。
寄贈したのは画家の池田智氏が製作した「wonder wheel(不思議な観覧車)」で、多くのキャラクターや模様が立体的に配置されているのが特徴。柴村英雄代表取締役(モロドミ建設㈱)が多久市出身の池田氏を推薦して寄贈が実現した。
4日に除幕式があり、中野代表取締役社長、柴村代表取締役、中島信哉代表取締役(㈱中島工務店)と池田氏が同院を訪れた。式には多久小城医療企業団の横尾俊彦企業長(多久市長)らが出席した。
佐藤清治病院長は「当院の建設は厳しい日程だったが、皆さんのご尽力と苦労のおかげで、高いクオリティで完成させてもらい、すばらしい記念品までいただいた。診療だけでなく、地域の方々の癒しの場となることを目指す当院にぴったりの作品」とJV代表者らに感謝を伝えた。横尾企業長は絵画の半立体という斬新な構造に触れ「この絵のように、概念にとらわれない新しい医療を皆さんに提供できるよう頑張っていく」と述べ、JVと池田氏に感謝状を贈った。
中野代表取締役は「施工に携わった企業体として、記憶と記念になるものを贈りたいと考えていた。病院を訪れる方々は不安や心配を抱えておられると思うが、この絵を見てもらい、明るい気分になり治療に専念してもらえたら」と話す。
「wonder wheel」は同病院一階の受付そばに展示されている。