【ちいきと共に】佐賀県農業土木振興会/江里山地区で棚田ボランティア
2025年07月08日(火)
地域貢献
地域貢献
・団体名=佐賀県農業土木振興会(内野政則会長)
・活動日時=2025年6月25日
・活動内容=棚田ボランティア活動(棚田 草刈り作業)
・活動場所=小城市江里山地区
・参加人数=15人
・コメント
6月25日に日本の棚田百選(平成11年農林水産省認定)に選ばれている小城市江里山の棚田において、佐賀県農業土木振興会(内野政則会長、会員数22名)の棚田ボランティア活動として耕作放棄地の草刈り作業を実施した。
当振興会は、佐賀県庁の農業土木技術者OBで建設コンサルタントに勤務している会員で、技術力向上、情報交換、地域貢献などに寄与することを目的に平成23年5月に発足し、現在22名で活動している。
棚田ボランティア活動については、第1期目に平成29年度~令和元年度の3カ年間、苣木地区(佐賀市富士町)で実施した。第2期目は令和2~4年度の3カ年間を江里山地区で実施した。そして、第3期目として令和5年度から引き続き江里山地区と棚田保全活動(年2回の草刈り作業)の棚田ボランティア協定を改めて締結し実施している。
江里山地区は、天山山系の中腹に位置し、標高約250㍍に棚田が広がっているが、高齢化、離農等で耕作放棄地が年々増加しており、棚田の維持保全等が課題となっている。
今年度の第1回目は、内野会長をはじめ会員15名が参加された。作業班は2班に分かれて、棚田保全組合の役員と一緒に耕作放棄地の田んぼでの草刈り作業やイノシシ防護柵のカズラ撤去など行った。梅雨の合間での作業となったが事故なく無事に作業を終えた。江里山公民館で昼食した後、交流会を行い棚田保全組合の江里口博組合長や役員、さらに集落支援員(昨年度まで地域おこし隊)の田中あきさんを交えて作業の感想や地域の課題など意見交換を活発に行った。
なお、第2回目の棚田ボランティア活動は、9月に開催予定の「江里山ひがん花まつり」の前に予定している。