学生研究発表『研究発表と将来展望』/藤林梢梧さん
2025年06月21日(土)
SAGA建設技術フェア2025
その他
佐賀大学大学院理工学専攻都市基盤工学コースの藤林梢梧さんが、「将来人口および将来的な土地利用と都市計画制度の関係性の研究―福岡県・佐賀県下の都市計画区域を対象として―」を発表した。 福岡県と佐賀県における都市計画区域を対象に、将来の人口減少や土地利用の変化を地理情報システム(GIS)を活用して分析し、現行の都市計画制度が地域の実情に即しているかを検証する内容だ。
100㍍メッシュ単位の詳細な人口推計と土地利用予測を基に、市街化区域・用途地域内外の変化を可視化。コンパクトシティの推進や立地適正化計画との整合性、効率的なインフラ整備のあり方についても考察を加え、望ましい結果になっているか否かを市町ごとに表した。
今後の都市計画制度の見直しや地域特性を踏まえた政策提言に資する研究だった。