地域貢献

県解体・リサイクル協議会/佐賀市土のう製作に協力/「災害のない街づくりに」

2025年06月10日(火)

地域貢献

地域貢献

活動に参加された皆さん

約3時間作業した

 県内の解体工事業者など25社でつくる佐賀県解体・リサイクル協議会(東哲生会長)は5月31日、佐賀市に協力して土のう製作のボランティア活動を実施した。活動責任者の松永大志氏は「今後も活動を続け、災害のない街づくりに貢献していく」と話す。

 活動は佐賀市嘉瀬町の水防センターで行われた。協議会佐賀支部(10社)から8人が参加した。この活動への協力は去年に続き2回目。参加者は経験を生かし、2班に分かれると、袋に土を詰める、ひもを結ぶ、運搬し積み上げるといった役割分担を決め、手際よく土のう600袋を完成させていった。

 市建設部道路整備課の北村勉主査は「今年も協力してもらえて本当にありがたい。土のうがあることで市民の方に安心してもらえる」と感謝を語った。

 松永氏は「今年で二回目の土のうづくり活動に参加した。毎年恒例にしていき地域社会の安心・安全を目指したい。今後も事業はもちろん、こうしたボランティア活動にも積極的に取り組み、災害のない街づくりに貢献できるように励んでいく」と述べた。

 土のうは、佐賀市が出水期に備えて用意するもの。毎年、建設関連団体などの協力を得て、1万袋以上を準備している。市役所や水防センター、浸水被害の多い佐賀駅周辺の公園、各地区の公民館などに配備される。


TOP