地域貢献

佐賀市緑進会/土のう製作ボランティア/災害に備え1000袋/会員企業から約40人参加

2025年05月24日(土)

地域貢献

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土のう製作の様子

土のう製作ボランティアの参加者

 佐賀市の造園業者でつくる佐賀市緑進会(木下博幸会長、会員24社)は20日、同市嘉瀬町の水防センターで土のう製作のボランティア活動を実施した。会員企業から約40人が参加し、土のう1000袋を作った。

 土のうは、佐賀市内の浸水被害防止などで活用するもの。毎年、建設関連団体などの協力を得て、1万5000袋を準備している。佐賀市役所や同市水防センター、浸水被害の多い佐賀駅周辺の公園、各地区の公民館などに配備する。

 冒頭、木下会長が「今年は梅雨に入るのが早く、雨が多くなる可能性がある。使わないのが一番いいが、もしもの時に備えて、土のう製作に協力している。湿気が多いので、体調に気をつけて作業してほしい」とあいさつ。

 佐賀市道路整備課の北村勉氏が、作業の手順などを説明したあと、「土のうは大雨の時に、市民が浸水対策として使うもの。昨年は災害が少なく、土のうのストックがあるので、本日は1000袋を製作してほしい」と話した。

 参加者は、手際よく袋の3分の1まで砂を入れ、袋の口を結んで土のうを製作。完成した土のうを所定の場所に積み上げていった。


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