県電工組青年部会「電気工事業知ってもらいたい」/懐中電灯づくりで交流
2025年03月27日(木)
地域貢献
地域貢献
佐賀県電気工事業工業組合青年部会は23日、子ども向けの電気工作教室を開いた。親子連れ50組と懐中電灯づくりを通して交流した。中島正太郎部会長は「電気工事業という職業を子どもだけでなく保護者の方にも知ってもらえたら」と期待する。
工作教室は「こどもフェスティバル2025」(主催・一社たく21)に協力したもの。懐中電灯は子ども向けの教材キットで、テスターとしても使用できる。子どもたちは青年部会員に教わり、保護者と一緒に組み立てていった。
「積極的な子が多かったように思う。この機会に電気工事業を保護者の方にも知ってもらいたい」と中島部会長。「この体験の思い出がきっかけになって、将来電気工事の道に進むことを親子で前向きに考えてくれたら」と述べた。
電気で走る車をつくるのが夢だという小学1年生の男の子は初めて電気工作に挑戦した。「本当に電気がつくのかなと思っていた。金具を付けるのが難しかった。電池とつないで光った時にはびっくりした」と感想を話してくれた。
各10組・5回行われた工作教室は盛況ですぐに予約でいっぱいになった。完成させた子どもたちには『こども電気工事士免状』をプレゼント。写真入りのカードをみんな笑顔で受け取っていた。