松尾建設㈱/北山で300本植樹/松尾社長「建設業の役割に通じる」
2024年12月05日(木)
地域貢献
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松尾建設㈱は2日、北山地区(佐賀市富士町)の山地にイチョウなどの苗木300本を植樹した。松尾哲吾代表取締役社長は「山を守ることは建設業の役割に通じる。皆でしっかり育てていきたい」と話す。
今回の植樹は7月に同社が県と締結した『豊かな自然を未来へつなぐ森川海人っ森づくり協定』に基づく活動。北山ダム貯水池に面した山地の一画を『松尾建設グループの山』と命名し、同社が10年間保全を担っていく。
植樹前に県農林水産部森林整備課の武田経孝課長があいさつし「本協定の締結は9件目で、建設業では初めて。治山林道の整備などで力を貸してくださる松尾建設様に賛同していただき大変心強い」と謝辞を述べた。
同社とグループ会社から参加した約60人が約1000平方㍍にイチョウ、ヒトツバタゴ、ヤマザクラ、センダン、アラカシ、ヤブツバキの苗木を手分けして植えていった。
松尾代表取締役社長は「山を守り育てることは、安心安全なまちづくりという建設業の役割に通じるものがある。計画的に下刈りなどの手入れを行い、皆で植えた木をしっかり育てていく。こうした取り組みが環境の大切さを再確認する機会にもなってくれると思う」と活動の意義を語った。