【連載コラム】海辺の街から~第6回:建設キャリアアップシステムは資産
2024年11月09日(土)
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建設業界に人がいない、高齢化が顕著、若い奴はすぐやめる。外部環境のせいにするのはカンタンです。でも嘆くだけでは何も生まれないのも、ガテン系・体育会系で先輩後輩の上下関係に慣れた“言うことを聞く若者”は昔より少なくなっている現実も、実は経営者なら気づいているはずです。
「いつの時代も人材育成は難しいもの」と割り切り、若い世代の声を聞き、伸び伸びと仕事ができる環境づくりを、他より先だってすれば必ず若者から選ばれます。
採用と育成に、本気で真剣に、もうこれ以上やりようはない!というくらい取り組んだことはありますか?偉そうにすみません。建設キャリアアップシステムもその1つです。たかがCCUS、されどCCUS、後からボディブローのように効いてきます。
今は言われるがままにとりあえず簡略型で登録しているだけかもしれません。それを詳細型に切り替え、能力評価制度も利用し、就業履歴を蓄積し、資格もどんどん追加させ、キャリアアップ(レベルアップ)を全社で取り組んでいる会社と、そうではない会社、どちらが魅力的でしょうか。
RPGやポケットモンスターのゲームをしたことはありますか?若い世代は概ね、レベルアップし、進化が見えるのは好きです。若い世代のインフラになっているSNSは承認欲求を満たしますがフロー型で儚い。しかし、CCUSはストックで溜まるのです!まさに資産です。