【連載コラム】海辺の街から~第5回:若い力に頼りましょう~
2024年10月22日(火)
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前回は、デジタル化を推進するとかえって大変になる現実とその理由をお伝えしました。それでもなお、というところで、中途半端に終わらずに、少しでも業務を効率化したり、従業員に「結果として良かった(働き方改革できた)」と思ってもらったりすることを目標に、やっぱり取り組んで頂きたいです。
そのためには、大変さを上回るメリットがなければ面白くないですよね。地味ですが、結局は経営者が原点に立ち返り、会社全体のこと、未来のことを考えることが重要です。「デジタルは難しい」と忌避するのではなく、会社存続をする予定があるのであれば次世代のために挑戦してほしいのです。
デジタル化推進はひとりでできるものではありません。チームを作るか(外注含め)、少人数の会社さんであれば全員で取り組みます。その時、ぜひ若い世代を巻き込んでください。業務に関しては未熟な部分もあるかもしれませんが、デジタルに関しては何かと心強いはずです。
もちろん、プライベートで使うのと、ビジネスで使うのとでは目的も変わりますので一緒ではありません。ただ、経営者や上司がどういう所で悩み困っているのか共有し、彼らの情報収集力やスピード感を取り入れてみてください