地域貢献

ちいきと共に/佐賀県農業土木振興会

2024年09月28日(土)

地域貢献

地域貢献

集合写真

状況写真

・団体名=佐賀県農業土木振興会(会長 内野政則))

・活動日時=2024年9月12日午前9時~午後1時

・活動内容=9月22日(日)に開催される「江里山ひがん花まつり」に向けて棚田ボランティア活動

・活動場所=小城市江里山地区

・参加人数=18人

・コメント
 9月12日に日本の棚田百選(平成11年農林水産省認定)に選ばれている小城市江里山の棚田において、佐賀県農業土木振興会(内野政則会長、会員数21人)の棚田ボランティア活動として耕作放棄地の草刈り作業を実施した。

 当振興会は、佐賀県庁の農業土木技術者OBで建設コンサルタントに勤務している会員で、技術力向上、情報交換、地域貢献などに寄与することを目的に平成23年5月に発足し、現在21人で活動している。

 棚田ボランティア活動については、第1期目に平成29年度~令和元年度の3か年間、苣木地区(佐賀市富士町)で実施した。第2期目は令和2~4年度の3か年間を江里山地区で実施した。そして、第3期目として令和5年度から引き続き江里山地区と棚田保全活動(年2回の草刈り作業)の棚田ボランティア協定を改めて締結し実施している。

 江里山地区は、約230㍍の標高に位置し、高齢化、離農等で耕作放棄地が増加しており、棚田の維持保全等が課題となっている。

 今年度の第2回目は、内野会長をはじめ会員18人が参加した。作業班は2班に分かれて、棚田保全組合の役員と一緒に耕作放棄地の田んぼでの草刈り作業やイノシシ防護柵のカズラ撤去など行った。残暑が残る中での作業となったが事故なく無事に作業を終えた。江里山公民館で昼食した後、交流会を行い棚田保全組合の江里口博組合長や役員、さらに地域おこし隊の田中あきさんを交えて作業の感想や地域の課題など意見交換を活発に行った。

 今回の作業は9月22日(日)に開催される「江里山ひがん花まつり」に向けての草刈り作業であった。江里口組合長は「今年は猛暑で開花が遅れている。まつりの日に、ひがん花が満開になればいいが」と心配されていた。


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