鳥栖工業で交流事業 将来の担い手を育成/佐賀県電気工事業工業組合青年部会
2024年09月12日(木)
地域貢献
地域貢献
佐賀県電気工事業工業組合青年部会(中島正太郎部会長)は4日、県立鳥栖工業高校において、業界理解促進説明会を開催した。将来の業界の担い手育成を目的とした交流事業の一環。電気科の1年生22人を対象に、電気工事業の魅力や経験談、必要な資格などを伝えた。
同説明会では、学習内容の理解度を高め、県内の電気工事業への入職を促すことを目的とする。単に話を聞くだけでなく、クイズの出題なども交えた内容で、生徒の積極的な参加を促した。電気工事業の施工例や若手インタビューなどに加え、同組合の概要や活動内容を紹介し、電気工事業が、生活に欠かせない仕事であることを説明した。
説明役は会員企業7社の代表者で、それぞれ電気工事の分野ごとに説明を分担した。途中、出されたクイズに正解した生徒には景品をプレゼントした。
また仕事の内容だけでなく、これから進路を選ぶ生徒らに対し、「電気に関わる仕事だけが進む道ではない。自分が決めて進んだ道に真剣に取り組み、仕事を楽しんで欲しい」とアドバイスを送る場面もあった。
説明会後、代表してお礼を述べた生徒は「今日教えてもらったことを生かして、これからの進路を考えていきたい」と感想を述べた。