森林公園で大規模ボランティア/「選手や応援の皆さんに快適に」/県電気工事業工業組合青年部会
2024年09月14日(土)
地域貢献
地域貢献
佐賀県電気工事業工業組合青年部会(中島正太郎部会長)は6日、県立森林公園(佐賀市)で大規模な清掃ボランティアを実施した。SAGA2024の来場者に快適に過ごしてもらうため街路灯や球場壁外灯、トイレを清掃していった。
活動には同部会と組合賛助会員から38人が参加し、青いユニフォーム姿で作業に臨んだ。高所作業車5台を準備し、園内の遊歩道1㌔㍍以上に沿って、街路灯を1基ずつ丁寧に磨いて回った。また公衆トイレ内の照明を清掃したほか、さがみどりの森球場の外壁に設置されている外灯もきれいにした。
「いよいよ国スポ・全障スポが始まり、この公園施設でも野球とテニスが行われる。県内外から来た選手や応援の人たちに気持ちよく過ごしてもらいたいと考え、清掃活動を提案させてもらった」と中島部会長。森林公園の堤俊道公園長は「園内が明るくきれいだと、来場された皆さんの安心感も増す。街路灯や球場の外灯など、私たちでは手が出せない部分を掃除してもらってありがたい」と感謝を述べた。
同部会は2000年から毎年、県内各地の福祉施設で電気設備の無料点検と清掃を行ってきた。コロナ禍以降は感染症拡大防止の観点から、屋外での社会貢献活動に力を入れている。
中島部会長は「これからも電気の知識や技術を生かして、地域への恩返しを続けていきたい」と話す。