地域貢献

赤穂山工区道路改良など見学/3日間、職場体験を受け入れ/富士建設㈱

2024年09月07日(土)

地域貢献

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測量体験の様子

丁寧に工事概要を説明

 富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役)は、9月4日から6日までの3日間、白石中学校の職場体験(白石町キャリア・スタート・ウィーク)を受け入れた。同校2年の定松佑助くんと赤坂聖虎くんが参加。牛津川遊水池河道整備や佐賀208号川副地区改良、武雄伊万里線(赤穂山工区)道路改良の工事現場を見学し、実体験を通じて建設業の仕事について学んだ。


 4日は、建設業の仕事内容や防災とその現状、同社の概要などを座学で学び、午後からは牛津川遊水池河道整備の工事現場を見学した。


 5日午前は、佐賀208号川副地区改良を見学。生徒たちは深層混合処理工の杭の箇所(中心部)を自分の歩幅などを頼りに探し、その後、「杭ナビ」で正解か(どのくらい外れたか)を確認した。

同日午後は、武雄伊万里線(赤穂山工区)道路改良を見学。同社測量部の志波輝弥さんが工事の説明をした後、実際の施工現場に行ってドローンなどを飛ばして見せた。


 6日は、測量学やCADの実習などを体験し、記念写真のラミネート作業などを行った。


 定松くんは「建設業は大変なイメージだったが、体験してみると楽しかった」と感想を語った。

赤坂くんは「最新技術を使った施工は、従来のやり方と違うことが分かった。やりがいがある仕事」と振り返った。

208号川副地区改良現場代理人の岩永裕太氏は「(生徒たちは)受け答えがハキハキとしっかりしていて、興味をもって杭ナビにも挑戦してくれた。今回のインターンで土木がどういうものかを知って、将来この道に進んでくれたらうれしい」とコメントした。


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