地域貢献

「地域の子供たちの思い出に残るイベント」/産業技術学院の生徒が子どもたちと交流

2024年08月27日(火)

地域貢献

地域貢献

丁寧に作り方を教えた

自作の水鉄砲で一緒に遊んだ

生徒たちが作ったオリジナルキーホルダー

 県立産業技術学院(多久市、笠原幸雄学院長)は23日、多久市児童センターあじさいで地域貢献事業「竹水鉄砲で的当て」を行った。建築技術・設計課の生徒12人が地域の子供たちと交流して親交を深めた。

 同学院は県内唯一の県立の職業能力開発校で、18歳から34歳までの若年者が2年間かけて就職に必要な知識と技能を身に付けている。同学院の生徒は、建設業にも多く就職をしている。

 当日は、生徒たちが子供たちに竹の水鉄砲の作り方を丁寧に教え、その後、自作の水鉄砲を使って一緒に的当てをして楽しんだ。

 また、的当ての景品には、生徒たちがアクリルをレーザーで削り、クレヨンなどで色を付けたオリジナルキーホルダーをプレゼントした。

 同学院生徒の鮎川魁さんは「子供たちは、自分で作った水鉄砲になるので愛着が湧くと思う。作って遊んで、楽しんで貰いたい」と話した。

 今泉弘児童センター長は「産業技術学院の生徒さんたちが準備から実行まで、しっかりやっていただいた。地域の子供たちの思い出に残るイベントになったと思う」と感謝の気持ちを述べた。


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