新会長、新理事長に聞く~人材確保・育成、生産性向上の取り組み~/佐賀県造園建設業協会・鵜池邦敏会長
2024年08月28日(水)
特集記事
人物
「造園建設業の認知度向上へ」
■人材確保と育成について
私達が基本的な理念とするものは、行政の方々や広く市民の方々に対して、造園建設業の真の魅力を理解していただき、将来に向けて造園建設業への認知度をより一層広げていくことだと考えます。
それは造園建設業の活動によって、緑を活かす、人を活かす。更には、環境や景観、歴史を活かすことにつながります。そして、ゆとりと賑わいのある街づくりや、街の空間をデザインすることの実現にもつながっていきます。その結果として、造園工事に対する認識拡大や若者世代の担い手確保・育成につながるものと考えます。
■生産性向上の取組みについて
建設DXへの取組み、ドローンによる地形データの作成、進捗状況の確認、情報共有システム、施工管理ソフト、遠隔臨場等への取組みを一部の現場で始めております。
これらの取組みは、ただ業務をデジタル化するのではなく、業務プロセス自体を見直し、時代に合わせて企業の体質を改革していくことを目指しています。DXの本質は、改革を通じて新たな価値を創造し、持続可能な成長につながっていくと考えます。