諸富北小で特別授業/建設業知るきっかけづくり/森永建設㈱
2024年08月03日(土)
地域貢献
地域貢献
森永建設㈱(佐賀市、森永浩通代表取締役)は7月11日、佐賀市立諸富北小学校の5年生32人を対象に特別授業を開いた。沿岸道路の説明やバックホウ模型の遠隔操作体験で、児童たちが建設業を知るきっかけをつくった。
授業では、同社が学校近くで施工中の佐賀208号川副地区改良(その1)工事(有明海沿岸国道事務所発注)について、現場代理人の納冨翔也氏が説明した。ミャンマー出身の社員ス・ピィッ・ミャッ・ノー氏もあいさつして、建設業の国際化もアピールした。
また、㈱富士建(佐賀市、牧薗博文代表取締役)の協力でバックホウの小型模型の遠隔操作を児童全員が体験した。模型に搭載されたカメラからの映像を頼りにバケットでボールをすくい取るゲームに児童たちは歓声を上げた。
最後に児童から、どうして建設の仕事をしようと思ったのか」「沿岸道路で遠隔操作は使っているか」などの質問があり、納冨氏らが丁寧に答えていった。
児童の髙木彩葉さんに特別授業の感想を聞くと「いままで建設業という仕事を気にしたことがなくて、知らないことばかりだった。遠隔操作も楽しくて興味がわいた」と応えてくれた。
森永建設㈱は施工地区の子どもたちが建設業に関心を持ってくれるよう、こうした特別授業を積極的に開催している。納冨氏は「遠隔操作は盛り上がったし、説明用の3D映像にも声が上がった。これからも工夫して建設業について伝えていきたい」と語った。
授業後に寄せられたアンケートの回答には「建設業が皆の役に立っているとわかった」との回答が多く、「沿岸道路を家族で使っているので、森永建設さんたちがつくったと聞いてすごいなと思った」「大変さもあるけど楽しさもあるとわかった」といったメッセージが添えられていた。