富士建設㈱が塗り絵お礼にクレヨンを/「興味持つきっかけに」
2024年08月01日(木)
地域貢献
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富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役社長)は、佐賀市川副町の「博愛の里こども園」の子どもたちにクレヨンをプレゼントした。7月25日に田島和也氏(監理技術者)、岩永裕太氏(現場代理人)が園を訪れ、子どもたちにクレヨンセットを手渡した。
同社は同町で施工中の佐賀208号川副地区改良(18工区)工事(有明海沿岸国道事務所発注)の現場に、ばら組(年長組)が色を付けた重機の塗り絵を展示している。
集まった子どもたちに田島氏は「現場で働く人や近くを通る人が、みんなの絵を見て元気をもらっています。今日はそのお礼にクレヨンを持ってきました」と笑顔で伝え、一人一人にラッピングしたクレヨンセットを差し出すと、園児たちは「ありがとうございました」とおじぎして受け取った。
園児たちに塗り絵をした車のことを聞くと「ダンプカー」「ショベルカー」「かっこいい」と答えてくれた。保育士の蒲原千恵氏は「移動中に工事現場のそばを通ると、あれはなにをする車だと大はしゃぎで、塗り絵もとても楽しんでいた。クレヨンまでいただき、本当にありがたい」と感謝を述べた。
「現場で働く人や近隣の方の目にとまる掲示物には趣向を凝らしたい。園児たちの絵は見る人の気持ちを和ませてくれている」と田島氏。「塗り絵が土木に興味を持つきっかけになって、いずれこの道を選んでくれたらうれしい」と期待を語った。