地域貢献

伊万里市にミストファン100台/「国スポ・学校の熱中症対策に」/黒木建設㈱

2024年07月02日(火)

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目録を手に深浦市長(中央)、感謝状を手に黒木取締役社長(右隣)。ファンと一緒に記念撮影

 黒木建設㈱(伊万里市、黒木祐一郎取締役社長)はこのほど、ミストファン100台(300万円相当)を伊万里市に寄贈した。国スポ・全障スポの競技会場や小中学校で、熱中症対策に役立てられる。

 6月26日に伊万里市役所で贈呈式があり、黒木取締役社長は「国スポ・全障スポでは伊万里市でも多くの競技が行われる。選手、観客および関係者の皆さんの熱中症対策にご活用ください」と目録を深浦弘信市長に手渡した。

 今回同社が贈ったミストファンは最大5・5㍑毎時で噴霧可能。約10時間稼働できるバッテリー搭載の可搬式で使い勝手もよい。深浦市長は「近年酷暑続きで大会期間の9、10月も相当な暑さが予想される。ミストカーテンなども検討したが設置条件や取り扱いに制限が多く困っていた。適切な製品を大量に寄贈してくださり本当にありがたい」と謝辞を述べ、黒木取締役社長に市からの感謝状を贈った。

 式後の歓談では、国スポ・全障スポよりも早く7月からミストファンを市内の小中学校20校やコミュニティセンターなどに配布する考えを深浦市長が伝えると、黒木取締役社長は「屋外授業やイベントでもどんどん使ってほしい。子どもたちや市民の皆さんのお役に立つのがなによりうれしい」と応えた。ほかにも災害発生時の利用も話題に上り、避難所や復旧工事の現場での使用や、他自治体への貸し出しなどもしたいと話し合った。


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