SAGA建設技術フェア2024

新技術や建設業の魅力に触れる/SAGA建設技術フェア開催/2日間で約2200人が来場

2024年06月15日(土)

SAGA建設技術フェア2024

その他

開会のあいさつをする王丸理事長

59団体がブースを構えた

ブースの様子 担当者の説明に聞き入る来場者

 「SAGA建設技術フェア2024」が6月12・13日の両日、SAGAプラザ(総合体育館)において開催された。今年は県内外の59団体がブースを出展したほか、松永昭吾氏(㈱インフラ・ラボ代表取締役)による特別講演や技術者発表などが行われた。2日間で約2200人が会場を訪れ、新技術や建設業の魅力に触れた。

 同フェアは、建設業界の魅力や社会資本整備の必要性を発信することを目的に、2015年から開催されている。主催は(公財)佐賀県建設技術支援機構、共催は県や(一社)佐賀県建設業協会など関連団体。

 感染症による来場制限が無くなった昨年度開催からは、会場をSAGAプラザに移し、ブース出展者数の増加やパネル展示など、より充実した内容となっている。

 なお今回からは、ブースの分野分けを変更し、「環境」「防災」「コスト縮減」「維持管理」「佐賀の技術」「インフラDX」の6分野に改めた。

 技術支援機構の王丸義明理事長は、開会のあいさつの中で「建設業には課題が多いが、技術で解決できる問題も少なからずあるように思う。建設技術の発展と共に、建設業界も発展し、私たちの生活がますます豊かで、そして安心できるものになることを願う」と述べた。

 会場は開会直後から多くの来場者で賑わった。ブースでは全59団体の担当者が、自社の新技術や新工法を丁寧に説明していた。中には技術を実際に体験できるブースもあった。

 ステージ上では、特別講演や技術者発表、ブース出展者による技術プレゼンテーションが行われた。特別講演では、「噂の土木応援チーム デミーとマツ」のマツこと松永氏が、建設業におけるデジタル化や働き方改革などについて話した。

 このほか会場内では、国交省・県・気象台・建築士会によるパネル展示、土木現場を撮影する「青春ビルドプロジェクト」で撮影された写真の展示なども行われた。

 フェアは13日午後4時に盛況のうちに閉会し、2日間の来場者数は13日午後3時時点の速報値で約2200人を記録している。


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