県解体・リサイクル協議会が土のう製作で貢献/「地域の安心・安全に」
2024年05月30日(木)
地域貢献
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県内の解体工事業者など24社でつくる佐賀県解体・リサイクル協議会(東哲生会長)はこのほど、土のう製作のボランティア活動を実施した。活動責任者の松永大志氏(事務局・㈱サンワ環境)は「このような活動を通して地域社会の安心・安全に貢献していきたい」と話す。
土のうは、佐賀市が出水期に備えて用意するもの。毎年、建設関連団体などの協力を得て、1万袋以上を準備している。市役所や水防センター、浸水被害の多い佐賀駅周辺の公園、各地区の公民館などに配備される。
活動は11日の午前中に、佐賀市嘉瀬町の水防センターで行われた。協議会佐賀支部(9社)から8人が参加。市が定めた要領に従い、手分けして土のう700袋をつくっていった。松永氏は「今回初めて土のうづくり活動に参加した。地域社会の安心・安全を目指し、今後も事業はもちろん、こうしたボランティア活動にも積極的に取り組み、災害のない街づくりに貢献できるように励んでいく」と話した。