富士建設㈱が施工区にベンチ寄贈 /地元小学生と共作
2024年03月12日(火)
地域貢献
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富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役)は、施工地区の公民館にベンチを寄贈した。「おもいやりのイス」と名づけたベンチは地元小学生と共作したもので、監理技術者の田島和也氏は「末永く使っていただきたい」と話す。
同社は現在、武雄市山内町で踊瀬地区改良(その2)工事(佐賀国道事務所発注)を施工している。地域住民の工事への理解と協力への恩返しをしたいと今回の寄贈を決めた。ベンチを製作し、現場近くの市立山内東小学校の6年生に色塗りをお願いした。
6日に田島氏と白武孝氏(品質管理室)が完成したベンチを永尾公民館に届けた。秀島一喜区長、児童代表4人が出席して贈呈式が開かれ、田島氏は「お世話になった地域の皆さんにお礼をしたいと考えました。ご協力してくださった6年生の皆さんにとっても卒業の良い思い出になってくれたらうれしいです」とベンチに込めた思いを伝えた。秀島区長は「皆で大切に使わせていただきます。公民館に集まるときや、散歩の休憩など色んな場面で役に立ってくれます。ありがとうございます」と謝辞を述べた。
ベンチには6年生32人が青、黄、オレンジで手形を押した。児童の中には親族に大工がいる子や、将来は建築士になりたいという子もいて、今回の体験を通して建設の仕事への関心が増した様子だった。