佐賀市土木災害ボランティア連絡協議会 /ひなまつり会場で清掃活動 /「業界のイメージアップに」
2024年03月07日(木)
地域貢献
地域貢献
佐賀市土木災害ボランティア連絡協議会は3日、佐賀城下ひなまつりの会場を中心に路上の清掃活動を行った。武富晋一郎会長は「やってきた皆さんが気持ちよく過ごしてくださるとともに、建設業のイメージアップにもつながれば」と活動への思いを語る。
同協議会は2008年に発足。佐賀市の公共工事を請け負う建設業者45社で構成しており、同市と災害時協力の協定を結んでいる。ほかにもイベント時の清掃活動などを積極的に実施しており、毎年3月の第1日曜日には佐賀城下ひなまつりに関連する清掃活動を継続してきた。
今年は会員企業から約90人が参加。5グループに分かれてひなまつりの城下町エリアや佐賀城エリア、大隈重信記念館の周辺合計4㌔以上を歩いてまわり、路上に捨てられた空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻、紙ごみなどを丁寧に拾い集めていった。
武富会長は「世間から建設業や公共工事について良くないイメージを持たれた時期があり、その影響が今も残っていると感じる。ごみ拾いや災害対応に取り組む姿を通して、建設業への印象を改善していきたい」と活動の意義を述べ「私たちはまちをつくる企業の集まりとして、佐賀市と一緒に歩んでいきたい。今後もボランティア活動を続けていく」と話す。