富士建設㈱が事務所に塗り絵展示 /お礼のクレヨンプレゼント
2024年02月29日(木)
地域貢献
地域貢献
富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役社長)は、現場事務所に掲示している重機の塗り絵に色をつけてくれた幼稚園児に、お礼としてクレヨンセットをプレゼントした。
同社は武雄市で佐賀国道事務所発注の踊瀬地区改良(その2)工事を施工している。現場事務所敷地内に、認定こども園武雄くらら園(同市山内町)の松組(5歳児クラス)の園児たちに色を塗ってもらった重機の絵を展示している。子どもたちに土木工事や重機に関心を持ってもらいたいと企画したもの。
26日に監理技術者を務める田島和也氏が同園を訪れ、松組の園児31人にクレヨンセットを手渡し、「すてきな絵を描いてくれてありがとうございます。私たちはみんなが大きくなったときに役立つものをつくっています」と建設業の役割と思いを伝えた。
園児たちに塗り絵をしたときの気持ちを聞くと皆揃って「楽しかった」と答え、好きな重機を教えてくれた。ブルドーザーやミキサー車などの名称を知っている園児が多く、なかには「大きくなったら設計士になる」「建築士になりたい」という子もいた。
森雅子副園長は「塗り絵という子どもたちになじみのあるものを準備してもらったことで、働く車や工事に興味を持った様子だった。建設業の方々がつくっている道や信号、建物が自分たちの生活につながっていると気づく第一歩になったと思う。子どもたちの絵が現場の皆さんの励みになり、周囲の方が工事に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と話す。