県電気工事業工業組合が保育園で奉仕活動 /手際のよさに園職員も感心
2023年09月16日(土)
地域貢献
その他
佐賀県電気工事業工業組合佐賀第1支部(古賀正信支部長)は9日、神埼市立西郷保育園において、園内の電気設備の清掃・点検を行った。社会奉仕活動の一環で、4年ぶり40回目の活動となる。園職員らは、普段手の届かない高所にある設備が丁寧に拭きあげられていく様子を見て、その技術と手際の良さに感心していた。
同組合の活動は、電気使用安全月間運動の一環。運動は、電気使用の安全に関する啓発を行い、電気設備の保安確保と災害防止を目的とするもの。同組合では地域貢献の意味も込め、保育園や幼稚園の電気設備の清掃・点検を行っている。
2020年以降は、感染症の影響で活動を中止していたが、今年4年ぶりに活動を再開した。
全体あいさつのあと、すぐに作業に取り掛かった支部員らは、脚立を用いて手際よく園内の照明や空調設備を分解、丁寧に拭きあげや洗浄を行っていた。
園の職員は「女性職員の多い保育園・幼稚園では、脚立を用いた高所作業は難しい」と話し、活動に感謝を述べていた。
香月信夫副支部長は「お世話になっている地域のみなさんに、年に1度の恩返しをしたい。そして電気工事業界について、知ってもらえるいい機会になれば」と話した。