地域貢献

ちいきと共に /佐賀県農業土木振興会が江里山棚田でボランティア

2023年09月16日(土)

地域貢献

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集合写真

活動の様子

団体名 =佐賀県農業土木振興会(内野政則会長)
活動日 =2023年9月7日午前9時から12時
活動内容=9月24日(日)に開催される「江里山ひがん花まつり」に向けて棚田ボランティア活動
活動場所=小城市江里山地区
参加人数=15人


 9月7日、日本の棚田百選(1999年農林水産省認定)に選ばれている小城市江里山の棚田において、棚田ボランティア活動として耕作放棄地の草刈り作業を実施した。


 当会は、佐賀県庁の農業土木技術者OBで建設コンサルタントに勤務している会員で、技術力向上、情報交換、地域貢献などに寄与することを目的に2011年5月に発足し、現在18名で活動している。


 棚田ボランティア活動については、第1期目に17年度~19年度の3カ年間、苣木地区(佐賀市富士町)で実施した。第2期目は20~22年度の3カ年間を江里山地区で実施した。そして、第3期目として23年度から引き続き江里山地区と棚田保全活動(年2回の草刈り作業)の棚田ボランティア協定を改めて締結し実施している。


 なお、江里山地区は、約230メートルの標高に位置し、高齢化、離農等で耕作放棄地が増加しており、棚田の維持保全等が課題となっている。


 今年度の第2回目は、内野会長をはじめ15名での参加となった。作業班は2班に分かれて、地区の役員と一緒に耕作放棄地の田んぼでの草刈り作業やイノシシ防護柵のカズラ撤去など行った。第1回目と比較して風も吹き涼しい中での作業であり事故なく無事に作業を終えた。その後、江里山公民館で昼食を食べ、江里山の役員さんや地域おこし隊の田中さんら、参加者で作業の感想や地域の課題など意見交換を活発に行った。


 今回の作業は9月24日(日)に開催される「江里山ひがん花まつり」に向けての草刈り作業であった。江里口区長によると、「今年は当日ちょうど、ひがん花が満開になりそうだ」と言われていた。


 読者の皆さんも秋を感じられる江里山の棚田へ足を運ばれたらいかがでしょう。


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