佐賀県電工組青年部会が海岸清掃ボランティア ／「気持ちよく過ごしてくれたら」

　佐賀県電気工事業工業組合青年部会は１９日、唐津市東唐津の東の浜海水浴場でごみ回収などボランティア活動を行った。中島正太郎部会長は「海水浴を楽しむ人たちが気持ちよく過ごしてくれたら」と話す。

　同部会が海岸の清掃を行うのは今回が初めて。感染症の影響でまだ屋内でのボランティアが難しいことと、環境に配慮した活動をしたいとの思いから実施を決めた。

　会員および賛助会員合せて３０人以上が清掃道具を手に海岸約１・２㌔㍍を歩き、捨てられたごみや、打ち上げられた流木を拾い集めていった。また大きな流木は処分可能なサイズにカットするなどもした。活動の様子を見た海水浴客からは感心する声が聞かれた。

　中島部会長は「海水浴シーズンも終わりなのでごみが増えているのではと考えてこの時期の活動を決めた。台風が来たこともあり、予想以上にごみが多かった。また家庭用ごみが多いのが残念」と感想を述べ「しかし誰かがやらなくてはならないことなので、これからもこうした活動は続けていきたい。海水浴を楽しむ人たちが気持ちよく過ごしてくれたらうれしい」と語った。

　活動後、同部会はバーべキュー会を催し、活動の疲れをねぎらい合い、親睦を深めた。