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2023年度九州地方整備局国土交通行政功労表彰 /森戸局長『手を取り合いより良い九州に』

2023年08月24日(木)

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表彰

森戸局長
 国土交通省九州地方整備局は、2023年度の「九州地方整備局国土交通行政功労表彰」の受賞者として15部門延べ396人・団体・社を発表。7月19日に福岡市立南市民センターで表彰式が開かれた。表彰式は5年ぶりに全受賞者が一堂に会した式典となり、優秀現場代理人・主任(監理)技術者など個人の受賞者に対しては、森戸義貴局長が、一人一人に表彰状を手渡した。※ページ下部のPDFにて受賞者の一部を紹介。



国土交通行政功労表彰式挨拶

九州地方整備局 森戸義貴局長


 本日お集まりいただいた皆様におかれましては、日頃からいろいろなお立場で私共の行います国土交通行政にお力添えをいただき、本当にありがとうございます。本日、国土交通行政の各分野でご貢献をいただいた皆様に直接、感謝の気持ちをお伝えする日をこのように迎えることができましたことを大変嬉しく思っている次第です。


 特に本日は、朝少し強い豪雨がございました。そのような中、皆様に会場にお越しいただきまして本当にありがとうございます。
 本日感謝状を贈呈させていただきました方々については、様々な分野でご貢献を頂いております。まず、河川、道路の環境保全や美化などに努めて頂いた方、出水時の水門操作にご尽力頂いた方、これらの方々に対しまして、心より感謝の意を表します。


 また、現場代理人、現場従事者、若手技術者、技術者として優秀な業績を上げられた方、工事や業務の施工において優秀な業績をおさめられた企業や、大規模な被災における災害復旧においてご尽力いただいた企業、これらの方々のご功績に対しまして、表彰させて頂きました。


 昨年度はコロナ禍において規模を縮小したうえで開催させていただきましたが、今年度については、平成30年度に開催して以来、5年ぶりに局長表彰対象者すべての皆様にご案内をさせていただき、開催するはこびとなりましたことを、大変嬉しく思います。


 近年、激甚化・頻発化する豪雨、地震、火山噴火等による自然災害が発生しています。令和4年9月には台風14号により九州各地で被害が発生しました。今年も6月末からの梅雨前線に伴う大雨により被害が発生しています。特に、7月10日未明からの九州北部を中心とした記録的な豪雨では、各地で土砂の崩落、河川の氾濫、道路の冠水などの被害が発生しました。被災地では今もなお、復旧に向けた取組が続いています。これらの自然災害から、国民のみなさまの生命、財産を守るためには、地域の方々のご協力や、工事、業務を施工・実施していただく皆様のお力添えが不可欠であり、そのような意味で、皆様と連携をとりながら社会資本整備・管理を一緒に進めさせて頂いていると認識しております。


 九州地方整備局は、安全で安心できる国土・豊かで発展する国土の形成という重要な使命を担っております。この使命を果たすため、様々な立場から地域でご協力をいただいている皆様、業界の皆様と手を取り合いながら、よりよい九州にしていきたいと考えております。


引き続き、皆様から様々な場面で、いろいろな角度からお力添えを頂戴し、九州の発展のため、努力してまいりたいと思います。今後ともよろしくご指導、ご協力をお願いいたします。


 最後になりましたが、今日お集まりの皆様のご健勝と、今後益々のご活躍を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。


《表彰式あいさつより》


【PDF】2023年度九州地方整備局 国土交通行政功労表彰


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