2023年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰 ／【受賞者インタビュー①】大家和義氏『人生は世のため、人のため！』

　国土交通省が７月に発表した「２０２３年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰」に佐賀県から４人が受賞した。長年にわたって業界に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与したことが評価された。

　栄えある国土交通大臣表彰に輝いた大家和義氏に今回の受賞の感想などについて聞いた。

①受賞の感想
　うれしく思いました。推薦していただき、建築士事務所協会員としての活動や、設計事務所での仕事を振り返るよい機会になりました。
　「世のため、人のため」を心がけてきましたので、それを褒めてもらえたようにも感じました。

②県建築士事務所協会での取り組みについて
　個人で事務所を持つ建築士で構成する協会です。県の事業の基礎になる重要な調査をしたりもしています。近年では県の依頼を受け、県立学校の非構造物の耐震性に関する点検調査業務を実施しました。８支部で地区ごとに手分けして、１年半ほどかけて行いました。ほかにも警察署、消防施設といった公共建築物のさまざまな種類の調査に協力しています。

③休日や日々の楽しみはなんですか？
　ゴルフや釣りを楽しんでいます。地域の役員なども任せてもらっていて、休日も充実しています。

【略歴】1991年に大家建築企画設計室を設立。以来、代表として住宅をはじめ多くの設計建築に携わる。97年から（一社）佐賀県建築士事務所協会の理事、常務理事、副会長を歴任している。小城市在住。