2023年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰 ／【受賞者インタビュー③】中野武志氏『建設業が担う意義伝え』

　国土交通省が７月に発表した「２０２３年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰」に佐賀県から４人が受賞した。長年にわたって業界に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与したことが評価された。

　栄えある国土交通大臣表彰に輝いた中野武志氏に今回の受賞の感想などについて聞いた。

①受賞の感想
　表彰をいただけると聞き大変驚き光栄でした。何より社員が喜んでくれて嬉しかったです。表彰式では全国から集まった方々のさまざまな考えや知見に触れ、刺激を受けました。

②佐賀県建設業協会、同協会佐賀での取り組みについて
　今年、建設業に携わり３９年、社長になって２２年になります。その時々の状況や問題点などをしっかりと発注者に伝え、一緒になって改善の道を探ってきたことは、大変やりがいがありました。建設業協会、建設事業者の存在意義を地域の皆さまに伝えることにも寄与することができたのでは、と思っています。

③休日や日々の楽しみはなんですか？
　魚釣りが好きで、唐津によく行きます。ほかには旅先で伝統的な建物や、土地の特長を生かした道路や橋りょうなどを見るのが好きです。ここ数年は控えざるをえませんでしたが、そろそろまた旅に出かけたいと思っています。

【略歴】2001年に㈱中野建設代表取締役社長に就任。02年から（一社）佐賀県建設業協会佐賀の理事を務め、22年に会長に就任。同年から（一社）佐賀県建設業協会の常任理事も務める。佐賀市在住。