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2023年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰 /【受賞者インタビュー④】大川正二郎氏『光栄で、うれしく思う』

2023年08月24日(木)

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表彰

人物

大川正二郎氏

 国土交通省が7月に発表した「2023年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰」に佐賀県から4人が受賞した。長年にわたって業界に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与したことが評価された。


 栄えある国土交通大臣表彰に輝いた大川正二郎氏に今回の受賞の感想などについて聞いた。


①受賞の感想
 佐賀県建設工事紛争審査会の委員になって22年、会長になって16年と長い期間務めていたので評価してもらえて光栄で、うれしく思います。問題を解決することは当事者双方にとってよいことなのでやりがいを感じています。


②県建設工事紛争審査会について
 公共、民間を問わず主に県内での建築や土木に関わるトラブルを解決するための機関です。裁判外の紛争解決に尽力しています。トラブルが発生した際に当事者から申請を受け、中立の立場であっせんや調停、仲裁をしたりします。現在、私を含めて10人の委員が法律(弁護士)、技術(建築士等)、一般(学識者、司法書士など)の分野で活動しています。


③リフレッシュはどうされていますか?
 テニスを司法修習生のころから続けているほか、休日は九州各地の温泉めぐりなどしています。最近はクラシックギターも始めました。


【略歴】弁護士。大川・永尾法律事務所所属。1988年から福岡県で弁護士として活躍。97年に活動の場を佐賀県に移す。2001年から佐賀県建設工事紛争審査会委員、07年から同会会長を務める。大分県出身。
 

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