㈱大義建設が栄の国まつりでＰＲ／「建設業や棚田遺産知って」

　㈱大義建設（小城市、大家良太郎代表取締役）は「佐賀城下栄の国まつり」に出展した。祭りを楽しむ人たちに特製のうちわを配布して、建設業と江里山の棚田をＰＲした。

　栄の国まつりは５―６日に佐賀市街で４年ぶりに通常開催された。イベントや出店で賑わう会場内に同社はブースを構え、水やうちわを配って熱中症予防に一役買った。

　うちわにはバックホウと小城市江里山地区の棚田の風景を印刷していて、ブース内にはパネルも展示した。

　同社は棚田保全ボランティアをきっかけに、農林水産大臣が全国の優れた棚田を認定する「つなぐ棚田遺産」のオフィシャルスポンサーも務めている。祭り会場での交流を通して、多くの人たちに建設業の役割と、江里山地区の棚田の魅力を伝えた。若者や親子連れが足を止め、うちわとパネルの内容について尋ねていた。

　またその場で子どもの写真を印刷した特製のうちわを作製して渡した。受け取った子どもたちは笑顔を見せ、大事そうに持ち帰っていた。

　大家代表取締役は「つなぐ棚田遺産のオフィシャルサポーターとして、美しい棚田１００選にも選ばれている地元小城市の江里山の棚田を紹介できて良かった。今後もボランティア活動も含めお手伝いをしていきたい」と話した。
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