真生工業㈱が多久市に1000万円寄付/「子どもたちのために」
2023年07月22日(土)
地域貢献
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真生工業㈱(多久市)はこのほど、多久市に1000万円の寄付を行った。20日に寄付受納式があり、中島功代表取締役は「子どもたちのために役立ててください」と横尾俊彦市長に目録を手渡した。
受納式で中島代表取締役は「真生工業は多久市で産業廃棄物取り扱いと解体業の二本柱で事業を展開している。産業廃棄物事業は地元住民の協力があって成り立っていて、そのおかげで解体業も多久市を拠点に九州外の仕事まで手がけられている。その恩返しをしたいと考えた。先日、市の児童センターあじさいを案内してもらい、子どもたちの役に立つことをしたいという気持ちが強くなった」と寄付への思いを伝えた。
横尾市長は「多額のご寄付の受納を励みとして、今後も子どもたちのために努力して参ります」と謝辞を述べ「真生工業様には、コロナ禍の2020年にマスク3万枚を寄贈していただくなど日頃からお世話になっている。夏場の作業など大変だろうが、皆さん怪我などないように」と労いの言葉を贈った。
寄付金は中島代表取締役の希望に沿い、児童センターあじさいの環境充実をはじめ、子どもたちの成長、教育に関する事業で役立てられる。
中島代表取締役は「私は多久市で生まれ育ち、本当に住みやすい街だと思っている。今後より良くしていくためにも、次世代を担う子どもたちに頑張ってほしい。来年再来年も寄付を継続できるよう、事業に一層励んでいきたい」と今後に向け意欲を語った。