地域貢献

岡本建設㈱がひじり学園から感謝状 /「興味をもってくれたら」

2023年07月20日(木)

地域貢献

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左から竹内宜典PTA会長、南里校長、林氏、山下雅史氏(監理技術者)、下村明寿加氏(担当技術者)

刈った草を2㌧車で運び出し、側溝も清掃した

約10㍍四方の遮光シートを寄贈。安全な取り付け方もアドバイスした

 岡本建設㈱(小城市、安藤和博代表取締役社長)は、大町町立小中一貫校大町ひじり学園から感謝状を贈呈された。除草作業や遮光シートの寄付といった貢献に対して贈られたもの。同社の林起史氏は「建設業の良くないイメージを変えたい。子どもたちが興味を持ってくれたらうれしい」と活動への思いを語った。


 同社は大町町で令和4年度六角川大町地区堤防補強工事(武雄河川事務所発注)を施工しており、地域の工事への理解と協力へのお礼として、ボランティア活動を実施した。5月末の体育大会に向けてグラウンド周辺と南側広場の除草作業をPTAに代わって行い、遮光シートで休憩スペースをつくり来場者の熱中症予防にも一役買った。「工事で不便をかけることもあり良くないイメージを持たれがちな建設業だが、地域の守り手としての役割を果たしていることを知ってもらいたいと思い、学園にお手伝いを申し出た」と現場代理人の林氏。遮光シートと取り付け用の作業台2脚を寄付したほか、配管の凍結防止養生カバーも提供した。ため池の救助用の竿に巻きつけて水に沈むのを防ぐのに使われる。


 6月29日に学園で贈呈式があり、学園とPTAから感謝状が林氏らに贈られた。南里豊校長は「地域の安全のための工事に尽力していただいたうえに、そのご縁で学園に関わってくださり本当にありがたい。私たちの要望に快く応えてくださり、物品も提供していただいた。子どもたちの安全安心な教育環境を整えていきたい」と謝辞を述べ、全校集会で同社の取り組みを伝えたことも話した。


 林氏は「工事やこうした活動を通して私たちの姿を見てもらい、子どもたちが面白そうだな、こんな風に人の役に立ちたいなと建設業に興味を持ってくれたらうれしい」と語る。


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