出水期に備え土のう3000袋作製/佐賀県土木協会佐賀支部・佐賀市土木災害ボランティア連絡協議会
2023年05月16日(火)
地域貢献
地域貢献
(一社)佐賀県土木協会佐賀支部(小山田秀雄支部長、会員27社)と佐賀市土木災害ボランティア連絡協議会(武富晋一郎会長、45社)は10日、出水期の水害に備えた土のうづくりボランティア活動を実施した。
土のうは佐賀市内での浸水被害防止などに活用するもの。毎年建設関連団体などの協力を得て2万袋ほど準備している。佐賀市役所と同市水防センター(嘉瀬町)で備蓄するほか、冠水被害が多い佐賀駅周辺の公園、公民館などに配布する。
両会は毎年、合同で土のうづくりに協力しており、当日は約120人が集まり、3000袋を作製した。
活動について佐賀県土木協会佐賀支部の篠原裕治氏(㈱大和建設、事業本部長)は「公共工事のほかに地域に貢献できることをと考えて、毎年協力させてもらっている。災害が起きない都市づくりを目指してこれからも励んでいきたい」と話す。佐賀市土木災害ボランティア連絡協議会の武富会長は「浸水が頻発する地区で、市民の方たちの役に立っていると聞き、うれしく思っている」と述べた。
午前9時から正午にかけて、参加者たちは手際よく袋に砂を詰め、完成した土のうを積み上げていった。