県建設業協会が新入社員研修を開催 /「業界を知る2日間」
2023年04月20日(木)
地域貢献
その他
(一社)佐賀県建設業協会(松尾哲吾会長)は11日と12日、2023年度新入社員研修会を開催した。会員企業から85人が参加。座学と現場見学を通して、建設業の基礎を学んだ。研修会は、入職3年目までの若年者の育成を目的に毎年実施しているもの。
11日終日と12日午前にかけての座学では、県土整備部や建設業労働災害防止協会、九州地方整備局、松尾建設㈱などから講師を招き、公共事業と建設業の社会的役割、安全管理、i―Construction、建設工事の基礎知識について講義を行った。また社会人としてのマナーを学ぶ時間も設けた。
12日午後は小郡鳥栖南スマートインターチェンジの現場を訪問し、鋼橋上部工の様子を見学した。参加者は図面と実際の構造物を見比べ「どれぐらいの期間でここまでつくったのか」「この現場で何人ぐらい働いているのか」と質問していた。
研修を終えた参加者からは「想像していたよりICT施工がすごかった」「自分もこの先ずっと残って、人の役に立つものをつくっていきたい」といった声が聞かれた。