地域貢献

献血に70人が協力「助けになれたら」/六角川河道整備安全協議会

2023年02月16日(木)

地域貢献

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献血活動のようす1

献血活動のようす2

 六角川河道整備安全協議会(田島和也会長、富士建設㈱)は10日、献血活動を実施した。会員企業などから約70人が参加し、400㍉㍑献血に協力した。


 同協議会が地域貢献活動として献血を行うのは初めて。感染症などの影響で輸血用血液の不足が深刻との報道を目にした田島会長、脇山祐司氏(笠原建設㈱)、原口和樹氏(㈱山﨑建設)が「協議会で人を集めて献血バスを呼ぼう」と話し合い実現した。


 白石町大渡の笠原建設㈱の現場事務所敷地に献血バス2台を招いて午前9時から受け付けを開始した。同協議会以外にも、武雄河川事務所朝日出張所管内の工事の受発注者にも声をかけたところ約70人が訪れ、夕方まで途切れることなく400㍉㍑献血が行われた。


 佐賀県赤十字血液センターの柴木弘氏は「コロナ禍と1月末の大雪で献血していただく機会が激減し、九州全体で血液が不足している状況。そんなときに多くの皆さんが協力してくださり本当にありがたい」と感謝を述べた。


 原口氏は「工事のほかにも、地域や県に役立つ活動ができてよかった。怪我をした方、病気の方の助けになれたらうれしい」と話す。


 佐賀県赤十字血液センターは献血への協力を呼びかけている。問い合わせなどは事業部(℡0952・32・1011)まで。


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