北方小で環境学習教育 /児童からはサプライズプレゼント /佐賀県産業資源循環協会青年部
2022年11月12日(土)
地域貢献
地域貢献
(一社)佐賀県産業資源循環協会青年部(谷田将拓部会長)は10日、武雄市立北方小学校で環境学習教育を開催した。台風の接近などで2度の延期を経ての開催で、同校の4年生児童49人が参加し環境保全の大切さを学んだ。また当日はサプライズがあり、昨年8月の豪雨災害における北方町での青年部の活動に対し、児童からお礼と花束の贈呈が行われた。
環境学習教育は、座学やゴミ収集車の見学などを通じて、環境保全の大切さを学び、自分たちに出来ることを児童たちに考えてもらおうという取り組み。佐賀県内の小学校を対象に開催しており、間もなく10年目を迎える。
学習はまず座学を実施し、環境保全に関する知識を学ぶ。その後はゴミ収集車へのゴミ積み込み作業などを実際に体験する流れで児童の理解を深めていく。
最後に児童それぞれが、環境保全のために自分がやることを決め用紙に書き、書いた用紙を集めた「約束の木」を作成するのが通例となっている。
またこの日は、昨年の8月豪雨の際、青年部が北方運動公園に設けられた災害廃棄物仮置き場へ人員派遣を行ったことに対し、児童らが花束と共に「ありがとうございました」お礼を述べた。
このサプライズに谷田部会長は「自分たちがやらなければと思って行った活動だった。サプライズにはとても驚き、そして感激した」とコメントした。
また今後の環境学習については「環境を良くしていかなければ、児童たちの子どもの時代が大変なことになると伝え続けていきたい」と話した。