地域貢献

将来の担い手確保へ南川副小で出前授業 /(一社)建設業協会佐賀

2022年11月10日(木)

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授業の様子①

授業の様子②

 (一社)建設業協会佐賀青年部(髙橋真哉部長)は8日、佐賀市南川副小学校の4年生児童30人を対象に出前授業を開催した。将来の担い手確保を目的とするもので、当日は建設業の役割と魅力を学ぶ座学やミニバックホウへの試乗などが行われた。


 出前授業は(一社)佐賀県建設業協会の主催で、2017年度から行われているイベント。県内の小学校および中学校を対象に授業を行っている。


 児童らは最初、教室で建設業の仕事について学んだ。その後はグラウンドに移動し、4班に分かれてミニバックホウや高所作業車、ロードローラー、10㌧トラックの試乗を体験した。ミニバックホウへの試乗では空き缶つぶしにも挑戦した。


 重機やトラックへの試乗で児童らは大興奮。中には「もう1回乗せて」とおねだりする児童もいた。


 県内では、各支部の青年部がそれぞれのエリアの学校を訪問して出前授業を行っているが、協会佐賀青年部にとっては、今回が今年3回目の出前授業となった。


 髙橋部長は「小・中学生が対象なので、すぐに建設業に人材が増えることはないが、授業後の児童からは建設業で働いてみたいという感想をもらっている。最終的に担い手の確保に繋がれば」とここまでの手応えについて話した。


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