コスモスまつりに「しあわせの鐘」寄贈/空港の発展願い/佐賀県土木協会佐賀支部
2022年10月06日(木)
地域貢献
地域貢献
このほど九州佐賀国際空港そばでコスモスまつりが開園し、園内に金色に輝く「しあわせの鐘」がお目見えした。(一社)佐賀県土木協会佐賀支部(小山田秀雄支部長、会員28社)が寄贈したオブジェで、その音色と景観の良さで来場者を楽しませている。
同協会佐賀支部は毎年、コスモスまつりを前に散策道路や駐車場の除草・清掃作業を行っている。まつりを主催する「九州佐賀国際空港に花を咲かそう実行委員会(以下、実行委員会)」から「協会の貢献を来場者にも知ってもらいたい」という提案を受けて今回の寄贈が決まった。
「しあわせの鐘」は白いアーチに金色の鐘が下がったオブジェで、同協会佐賀支部からのメッセージをつづった看板も添えられている。散策道沿いに設置されていて、満開のコスモスを背景に写真を撮ることができる。
2日に開園式があり、実行委員会の谷口竜弥会長は「来場者に喜んでもらえるスポットができた。コスモスをバックに鐘を鳴らす写真を撮ってSNSで拡散してもらえれば、もっと賑やかなイベントになる」と感謝を述べ、コスモス園を管理する佐賀空港花園支援会の杠望代表は「今年も開園前に土木協会の方々70人が草刈り機持参で除草作業を行ってくれました」と同協会佐賀支部の貢献を紹介した。
小山田支部長は「佐賀空港の発展を見据えたこうしたイベントに協力できることは、非常に意義があることだと考えている。空港が今後も発展し、佐賀県の大きな原動力となることを願っている」と語った。
式典後、「しあわせの鐘」の除幕と音色披露があり、谷口会長が小鹿幼稚園(川副町)の園児らと鐘の初鳴らしをした。澄んだ音が園内に響き渡ると、来園者からは拍手が起こった。