三日月小で環境学習/児童119人、環境保全を学ぶ/佐賀県産業資源循環協会青年部
2022年10月06日(木)
地域貢献
地域貢献
(一社)佐賀県産業資源循環協会青年部(谷田将拓部会長)は4日、小城市立三日月小学校で環境学習教育を開催した。当日は同校の4年生児童119人が参加、座学やゴミ収集車の見学などを通じて、環境保全の大切さを学び、環境を守るため自分達に出来ることを考えた。
最初に児童達は、座学で自分達が日常的にたくさんのゴミを出していることを知り、循環型社会への理解を深めた。
授業でも環境について学習したばかりという児童たちは、Reduce(ゴミになるものを減らす)、Reuse(物を繰り返し使う)、Recycle(資源を再利用する)の3Rを見事に答えていた。
座学の後は、グラウンドでゴミの収集車などの車両見学やリサイクルの仕組み説明などを実施。児童達は実際にゴミを収集車に投げ入れる体験もした。
最後に児童達はそれぞれが環境保全のために行うことを葉型の用紙に記入した。青年部の環境学習では用紙を集め、「約束の木」を作成することが通例となっている。
谷田部会長は「児童には、今日の授業をSDGsの考え方の参考にして貰いたい。物も値上がりしている状況だからこそ、繰り返し使うということを学んで貰えれば」と話した。