林保冷工業㈱が鳥栖市へ寄付金を贈呈／「子どもたちを元気付けるために」

　林保冷工業㈱（林喜一郎代表取締役社長、鳥栖市）はこのほど、コロナ禍での子育てを応援したいと鳥栖市に１００万円を寄付した。２９日に行われた受納式では、市役所を訪問した林社長が「子どもたちを元気付けるために使ってほしい」と述べ、橋本康志市長に目録を手渡した。

　林保冷工業㈱は、熱絶縁、防水など工業プラントの稼働に係る各種工事、建築工事、機械器具設置工事などを手がける。同社から市への寄付は一昨年から続いており、今回が３回目となる。

　橋本市長は「コロナとの闘いも３年目に入ったが、まだまだ先は見通せず、医療のひっ迫も身近なところにある。寄付金は市民の生活を下支えするために使わせて頂きたい」と感謝を述べた。

　林社長は「暑さのせいもあるのだろうが、子どもたちが外で遊ばなくなり、声も聞こえない。子どもたちを元気づけたいと思った」と話した。

　寄付金は今後、こども育成課が行う事業に使われることになっている。