ペデストリアンデッキ現場見学開催 /産院生、大規模工事間近に /岡田電機・脇山電気工事JV
2022年07月21日(木)
地域貢献
地域貢献
岡田電機・脇山電気工事JVは14日、サンライズパークペデストリアンデッキの現場に県立産業技術学院の生徒を招いて見学会を開催した。電気システム科の1年生20人と2年生11人は、大規模な工事に間近に接する貴重な機会を得た。
見学会は同JVが施工中のSAGAサンライズパークペデストリアンデッキ新築電気設備工事の現場で行われた。
現場代理人(監理技術者兼任)の山口輔氏(㈱岡田電機)が受注から工事完了までの流れや建込み配管について説明した。また、これまでに携わった工事も紹介。「仕事が評価され、発注者の国や県から表彰を受けることもある。こうしたことも大きなやりがいにつながる。皆さんも将来電気工事の道に進んだら、いろんなモチベーションをもって大きな仕事に取り組んでほしい」と激励した。
質疑応答では、生徒たちから「受電電圧はどれぐらいか」「電線は人力で引くのか」「工事は何人くらいで行うのか」「どんな資格を取ったほうがいいか」など多くの質問が飛び出し、山口氏や㈱脇山電気工事の中島正太郎氏(営業部)が具体例を交えて回答した。
見学後の感想を聞くと、1年生の石丸晴人さんは、「想像していたより手作業が多く、几帳面さが必要だと感じた。教えてもらった施工管理の資格を取りたい」と意欲を見せ、2年生の坂田洋樹さんは「工事の規模が大きく、学院の実習とはレベルが違った。自分も電気工事の仕事に就いたら、一つ一つ工事を完了させて、自信につなげていきたい」と述べた。
中島氏は「積極的に質問してくる生徒が多く、熱意を感じた」と話す。山口氏は「建設業に就くにあたって、資格はできるだけ取っておいてほしい。そして一緒に働く日が来ればうれしい」と語った。